うれしはずかしプレママ日記
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オーストラリアの産休

日本では、一般的に、産休期間(産前6週・産後8週)、及び育児休業期間(1年間年以内)となる。うち、産前6週、産後6週分は給料の8割が支給される有給である。

ではオーストラリアはどうだろう?
オーストラリアでは52週の休業が認められているが、これは 全くの無給 である。産休というのは、産後に職場復帰するために設けられた特別休暇であり、有給としては認められていないのだ。
ニュージーランドでさえ、2002年に52週まるまる無給だった育児休業のうち12週が有給化されたというのに、オーストラリアは先進国でありながら、「少子高齢化への対策」がなされていないようである。

確かにオーストラリアで高齢出産の人は多い。
見た目50くらい(失礼!)に見える女性が、孫を連れているのかと思ったら、実はその方の子だったとか。

別に高齢出産が悪いわけではないし、むしろ高齢でも安全に産める施設が整っているのは素晴らしい。しかし、この国では、少子高齢化は決して女性が望むべくしての結果ではないらしい。

産休を取れば確実に自分のキャリアにブランクが生じるし、しかも有給でない。
ただでさえ就職難なため、一旦辞めてしまうと、特殊な分野であるか、それなりのポジションでもない限り、幼子持ちで一からのキャリア スタートは かなり難しい
また、育児のプロとはいえ、ナーサリーに預けるよりも、自分の手で育児をするのが一番である。しかしながら、今までのキャリアを閉ざさないためには働き続けるしかないのだ。
しかも、0歳児の保育にかかる費用はかなり高額であるが、公費負担が十分でない。それを補うためには、やはり働かなければいけないという。なんとも矛盾しているように思えるが、育児とキャリアを エセ両立 させるためには選択肢は他になさそうだ。

産後3ヶ月の子をナーサリーに預け、職場復帰を急ぐことなく安心して育児に専念できる方法はないのだろうか?若くても安心して出産に望める環境、仕事を持つ女性にも安心して産休の取れる環境、経済的にも安心して子供を育てられる対策を、ゆくゆくの国のためも早急に改善されなければならないと思う。

確かに産休の上に有給と来れば、雇用側がいい顔をしないのは明らかだが、今のままでは、少子化、そして高齢化社会に頭を抱えている日本のように悩むことになるのではないだろうか?


あーぁー、すっかり有給もらえる気分だったわたしはこの現実にガッカリ。
企業によっては「心遣い」というか、12週間の有給をくれるところもあるらしいけど、法律で規定されているわけではないので、あくまでもサービス(ボーナス)といったところ。もちろん請求は出来ない。
じゃ、仕事辞めて、ゆっくり静養も兼ねて日本へ里帰り出産したい気分にさえなってしまう。
職場復帰に焦ってしまうような環境では、ゆとりある子育てが出来そうにないもんね。
頻繁に変わる移民法のように、オーストラリア政府が女性に優しい職場復帰の案を可決してくれたら良いのになぁ。

(2003/12/02)