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生後2〜3年のうちに、父親が育児や教育面で子供と密に関わっていた場合、その子供が学童期初期において、あまり父親と関わりを持たなかった子供に比べて、学校の成績がよい傾向にあるという研究結果が報告され、子供の人生の早い段階における、父親の存在の重要性が指摘されたことが伝えられた。
ブリストル大学のポール・グレッグ教授が、オックスフォード大学のエリザベス・ウォッシュブルック教授と合同で行った研究では、1990年代初めにエイヴォン地域で生まれた新生児9,000人の追跡調査の結果を分析。その結果、小さい頃から父親と大きく関わりを持ってきた子供はそうでない子供に比べ、7歳で受験する全国共通テストの英語(国語)と数学において、最高2%ほど高い成績を示したという。
この傾向はさらに、8歳のテスト結果でも見られ、幼児期における父親との関わりが、成長後も子供に大きな影響を与えていることが指摘された。
グレッグ教授はまた、母親が働いていることが子供の成績に悪影響を及ぼすという説には証拠がないとし、その理由として、このような父親の関わりを主張。これは、父親の方が母親よりも優秀という意味では決してなく、母親が忙しい仕事の果てにようやく子供と触れ合う時間を持つよりも、母親の不在を即座に補ってくれる父親の存在の方が子供の成長にとってははるかに効果的であると強調している。
子供と深い関わりを持っていると定義される父親は、子供の入浴や食事、本を読んできかせたり、唄を歌ってあげたりといった育児行為の25%を担当しているとされるケースで、このような父親は全体の4分の1にしか至らなかったという。
また、同調査では、シングル・マザーなど、父親不在の家庭でも、身近に「父親像」となる人物が存在して同様の効果をもたらしていること、生後18ヵ月以内に母親が職場に復帰してしまった場合に、子供が深刻な悪影響を被ることを証明する結果は認められなかったとも報告されている。
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